2010/05/09▼
2010-05-09▼
徹底的にリアリティを追求した極上のエンターテイメントSF。
現在の医療技術を持った医師が江戸時代にタイムスリップという発想は小松左京の戦国自衛隊などでもおなじみなアイデアだが、本作のすごいところは仁の施術する手術の徹底したリアリズムだ。21世紀では脳外科医であった仁がまず直面するのは急性硬膜下血腫のオペ。無菌の概念さえない江戸時代ではかんたんな手術、慣れ親しんだ技術でも用意ではない様子がひしひしと伝わってくる。卷を進めるにしたがいペニシリンの抽出や伝染病のコントロール(コレラ、麻疹)眼科、産科、整形外科疾患のオペなどとても一人の医師が行うには不可能なないようになっていくが、そこまでリアリティをもとめてもつまらない.もうひとつ本作を面白くしているのは幕末という日本の転換期を舞台にしているところだろう。歴史の大きなうねりの中で自分のできることを幕末のやり方で実践してゆく主人公はヒーローそのものだろう。P.S. 看護婦役の咲が藤原紀香に似ているが、さすがに16歳という設定なのでドラマには出てなかった.
2009/12/24▼
2009-12-24▼
ドラマもよかったけど原作はもっといい
この前最終回を迎えたドラマの原作。思わず涙するぐらい、いいドラマだったけど、この原作のコミックもいいな。
連載されているのは、少し読んだことがあったけど、私が好きな幕末、特に勝海舟や坂本龍馬も出てくるし、もっと早く読めばよかった。
この第1巻では、主人公の仁がタイムスリップし、その後彼の人生と大きくかかわる人たちとの出会いが描かれる。
こりゃ、年末年始で、全巻読破しなきゃいけないなぁ。
2009/12/13▼
2009-12-13▼
微妙
そう、私もドラマが気にいった者でして、
原作は村上もとか氏ですか〜
六三四の剣は全巻持ってたなぁ〜
あの頃の作品と比べたら、タッチ(画風)が柔らかくなりましたね。
それは、置いといて、、
この漫画、ドラマでキーになる人物がいませんね。
あの人が居ないとなると…
本筋は変わってないみたいですが、
ドラマとは別けて捉えた方が良いかも?です。
俺は、2、3、4巻…と立続けに読みたいとは思いませんでした。
ドラマの役者陣が素晴らしすぎるせいで、原作はちょっと物足りなく感じました。
2009/11/27▼
2009-11-27▼
英雄譚と現代医学の融合
「JIN」という漫画を目にしたのはドラマにされる前だったのですが、
ドラマ化されたことで一気に認知度が上がったようなので
今思ったことを述べてみます。
「JIN」は現代を生きる南方仁が江戸にタイムスリップしたことで
図らずもそこに生きる人々を救うことになるのですが、
当時の医学では頭を刀で傷つけられたり、まして
伝染病という目に見えない悪魔のような存在によって
多くの人々が死んでいく状況を打開することができない。
しかし現代の医療知識を持つ仁はその原因が
どういうところにあるのかが理解でき、また治療することもできる。
このことは、外観はすさまじい現代医療の含蓄によって
見るものを圧倒させながらも、その根幹には
"周囲の人々が全くどうすることもできない強敵を
主人公の得意技や困難に立ち向かう勇気によって見事に打ち倒していく"
という少年漫画の王道ともいえるようなをテーマが流れているのではないかと思います。
周囲の人間が「もうどうしようもない」「そんなことできるわけがない」と
さじを投げた状況にあってもなお、傷つき、病に伏した者を
ひたむきに救おうとする姿は見る者を惹き付けます。
そして本当に奇跡のように人々を救い、絶望の淵にあった彼らが
仁に賞賛を投げかける様子を見れば、きっと感動を得ることができるはずです。
"現代医療+王道的な英雄譚"という構成こそ「JIN」の最高の武器なのでしょう。
何よりその主人公である仁が、未来から来たとはいえ
ごく普通の、良識ある人間であるからこそ、この作品が嫌味がなく
一気に読み進められるような力を持つ理由になっている。そう思います。
2009/11/18▼
2009-11-18▼
江戸時代に、21世紀の医学を持ち込んだ男JIN!
現代の一人の医師と、江戸時代の幕末の歴史を揺り動かした主人公たちの「二重らせん構造」の熱い物語である。
テレビドラマで知った『JIN 仁』です。
138年前の江戸にタイムスリップした脳外科医が、その時代で大活躍するのをドキドキしながら読みました。
医療現場の内容と、時代考証が詳細に描かれているのが、凄い!
19世紀の江戸時代にあるもので、21世紀の現代医学の知識をもとに、医療の代用品を作りだす場面は、とても魅力的です。
江戸東京博物館に復元された「日本橋」、江戸時代の建物や生活の資料などを思い出します。
主人公・南方仁(みなかたじん)医師の情熱が伝わってきます。
続きが、読みたい!