2009/10/06▼
2009-10-06▼
目が離せなくなる引きの強さを持っている
イジメに巻き込まれる女性を主人公としたドラマ。
そう聞くと嫌な気持ちになりそうな予感に観るのを諦めたくなるが
ドラマとして目が離せなくなる引きの強さを持っているのも確か。
もともとテレビ放送時でも45分間の枠だったらしく、
CMなどが省かれたDVDでは1話35分程度で終わる。
そのため妙にテンポがよく、
もったいぶることなく展開していくのでストレスがたまらない。
また次回が確実に気になるような終わり方で
毎回のクライマックスを迎えるので、どんどんと続きを観たくさせる。
登場人物のキャスティングや演技もなかなかいい。
内容に関しても知恵のついた高校生ならではのズル賢さや
それぞれの想いと行動の仕方がなかなか興味深くて面白い。
お互い対等な立場であるはずの高校生にも
見えない上下関係や建前があり、
それをわかった上で責めたり騙したりという駆け引きが見える。
フィクション作品にありがちな
主人公が悪を許せない正義の塊、という嘘っぽい設定なわけでもなく、
なるべくトラブルを避けようとしたり、
無難に受け流そうとする行動も感情移入しやすくてよい。
最後まで引きの強さを保ったまま、
テンポを崩さずに観ることができる。オススメ。
2009/10/04▼
2009-10-04▼
感動したけど、あまりイジメのシーンが嫌な人は見るのは避けた方がいいかも・・・
07年に放送されたドラマです。
もう野島脚本の「人間失格」「聖者の行進」並みにイジメのシーンが酷いドラマです。
それ故、逆に感動はした場面もいくつかございます。
後、ご存知かと思いますが、2006年の戦隊シリーズ「ボウケンジャー」でお姉さん的存在である西堀さくら役演じてた末永遥が出演してます。
あまりにも「ボウケンジャーのさくら姐さん」ファン意識の強い人やイジメのシーンが嫌な人は逆に見ないほうが良いかもしれません、
(というか、イジメっ子役に末永遥使わないでくれ・・・と思った人も多数いるはず。)
評価が厳しいので☆3とします。
くれぐれもお子さんに見せる時は注意しといて下さい。
2008/05/22▼
2008-05-22▼
教育現場に喝を入れる作品
歩が受け続けるイジメは、確かに壮絶ではあるが、そのイジメが起こっているクラスに、二人も理解者がいることは、大きな救いではないか。現実のイジメでは、被害者は完全に孤立するのだから。 それに、前のレビュアーさんがおっしゃっていたように、「現代の、それも高校生があんな派手なイジメをするか?」と思った。実際のイジメは、ネットやケータイによる中傷・疎外、といったところであろう。 ただ、職員室の雰囲気や学校側の徹底した隠匿体質の描写は、極めて秀逸である。どこの学校でもこんなもの(或いはもっとひどい)であろう。 最終回で、佐古の担任の先生がもらす「学校はこのままでいいんでしょうかねぇ?」という言葉に、このドラマのテーマが集約されている、と思う。このドラマは、全体として、教育現場に対する風刺になっている。 ただ、夕子役に大澤あかねを起用したのが、一番ヤバいと思う。「せめて10代の娘を使えよ!」というのが、率直な感想である。
2008/03/31▼
2008-03-31▼
ただのドラマではない
なかなか面白かったし、良かった。ラストの終わらせ方が中途半端な気もするが、ドラマの主旨を考えるとあれでよかったのだと思う。回の終わらせ方が次の展開を期待させるような感じになっていたところも良かった。演出もキャストも良かった。しかし、このドラマは面白さ云々よりも見て、考えさせられる部分が多かった。
ドラマだから少し過激になっていた部分もあったとは思うが、実際に同じようなことは起きている。それは、自殺などを報道するニュースを見ればよくわかる。だから、教育関係者は絶対に見るべきだ。「ただのドラマだろう」と一言で片付けないで「いじめ問題についてしっかりと考えるbwきだ。また、現役の学生、主人公・歩と同じくらいの年齢の学生は見るべきだ。みて、「いじめとはどういうことか」「いじめられるのはどういうことか」を真剣に考えてもらいたい。
キャストでは生徒役、特に北乃きい、福田沙紀、北条隆博、関めぐみ、星井七瀬が良かった。北乃きい、福田沙紀、星井七瀬の表情の演技は良かった。
教育関係者、現役の小中高生、小中高生を子供に持つ親には見てほしい。
「私は愛海を許さない。でも私はいじめをもっと許さない」
この歩の最後のセリフは忘れてはいけない。
2008/01/23▼
2008-01-23▼
いじめ問題を考えるきっかけにして欲しい
最高というほどではないけど、久しぶりに全部見たいと思ったドラマがこれだった。
主人公は良い友達に出会い「いじめ」に立ち向かうことができたけれど、実際にいじめ
にあっている多くの子供たちは一人で悩み、苦しみ、リストカットしたり自殺している。
このドラマに描かれたことが「犯罪」という声があるけれど、現実の学校で
暴行、恐喝、強姦、いじめによる自殺など児童による犯罪が続発している事実を
知れば、このドラマを単なるフィクションとしか見ない考え方がいかに虚しいか。
このドラマに描かれたように学校は「いじめ」の事実を隠ぺいし、なんら対策を
実施することもない。NHKの特集番組で「いじめ」に対する各国の対策が紹介
されていたが、日本は「いじめ」に対する調査すらまともに実施されておらず、
何の対策も実施される気配がない。
今の学校でもっとも解決しなければならない問題が「いじめ」ではないだろうか。